Enterprise Vault (EV) for Microsoft Exchange で重複したアーカイブが作成される
ユーザーのアーカイブが再度有効化されると、 ExchangeMailboxEntry 表にある DefaultVaultID フィールドと Exchange の隠しメッセージのデータが参照されます。 ExchangeMailboxEntry 表は EnterpriseVaultDirectory データベースにあります。
ユーザーアカウントが再度有効化されたときに DefaultVaultID が空白である場合、ユーザー用のアーカイブが重複して作成されます。
この文書では、重複したアーカイブを手動でクリーンアップする方法について説明します。これを行うには、最新のアーカイブを特定して最新のアーカイブにデータが含まれているかどうかを確認する必要があります。
1. EV ディレクトリデータベースで、[表示 (Views)]をハイライトします。
2. [VaultEntryView]を右クリックし、[表を開く (Open Table)]、[全行を返す (Return all Rows)]の順にクリックします。
3. ツールバーにある黒白の SQL ボタンをクリックし、次の SQL クエリーを入力します。
4. %yourvaultname% を重複しているアーカイブの名前で置き換えます。
これで、両方のアーカイブに関する情報が以下の図 1 のように表示されます。

図 1
5. VaultEntryID を記録します。
6. 重複するアーカイブが存在するボルトストアの[EVStoreName]データベースを展開します。
7. 正しい VaultStore の名前で StoreName を置き換えます。
8. [ArchivePoint]表をハイライトします。
9. 右クリックし、[表を開く (Open Table)]、[全行を返す (Return all Rows)]の順にクリックします。
10. ツールバーにある黒白の SQL ボタンをクリックし、次の SQL クエリーを入力します。
11. 事前に記録しておいた VaultEntryID で 1B2AAFE6E8AC5954EB4F78358CB0128BF1110000vault を置き換えます。 ArchivedItems と CreatedDate の値をメモしておきます。これは、最もアイテム数が少ないアーカイブを特定するのに役立ちます。2 つ目のアーカイブ対してこれらの手順を繰り返し行います。
両方のアーカイブにアーカイブ済みアイテムが存在する場合、どちらかのアーカイブからすべてのアーカイブ済みアイテムをリストアして既存のメールボックスに戻す必要があります。これは通常、最もデータ量が少ないアーカイブになります。
それから、Vault Administration Console (VAC) で重複しているアーカイブを削除します。(これは、データがユーザーのメールボックスにリストアされたアーカイブか、データが格納されていなかったアーカイブになります。)
正しいアーカイブを削除していることを確認するには、次の手順に従います。
1. メールボックス フォルダ内のアーカイブを右クリックし、[プロパティ (Properties)]を選択します。
2. [詳細設定 (Advanced)]タブをクリックします。
3. [アーカイブ ID (Archive ID)]が正しいことを確認します。
4. [OK]を選択します。
5. アーカイブを右クリックし、[削除 (Delete)]をクリックします。.
これが完了したら、ユーザーのメールボックスを消去します。メールボックスが消去されると、隠し EV メッセージがユーザーのメールボックスから削除されます。ユーザーのメールボックスが関連付けられているアーカイブに関する情報が隠しメッセージにも含ま れているため、この手順は実行する必要があります。
EVPM スクリプトを使用してユーザーのメールボックスを消去する方法について詳しくは、 https://support.veritas.com/docs/273154 を参照してください。
最後に、メールボックスを正しいアーカイブと再度次のように関連付けます。
1. [EnterpriseVaultDirectory]データベースを展開します。
2. [表 (Tables)]をクリックします。
3. [ExchangeMailboxEntry]表を右クリックし、[表を開く (Open Table)]、[全行を返す (Return all Rows)]の順にクリックします。
4. DefaultVaultID を正しい値 (ユーザーが関連付ける必要があるアーカイブの ID) で置き換えます。
5. [表を開く (Open Table)]、[全行を返す (Return all Rows)]の順にクリックし、メールボックスを再度有効化します。(ユーザーの新規メールボックスが表示される必要があります。)
メールボックスが再度有効化されると、ユーザーは正しいアーカイブと関連付けられます。
注意: ユーザーが表示されない場合は、アーカイブサービスの[プロパティ (Properties)]に移動して[同期 (Synchronization)]タブを選択し、新規メールボックスに対して同期を実行します。